これからの相場テクニック

   2015.4.14(火曜)音楽家哲学詩人法社会学者てっちゃんの株式教室(中央兜町音楽出版社、元東京経済企画室)

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 <これからの相場テクニック>
 昨日、私が書いた内容(予想)の方向性が「的中しそう」な相場展開だった。
もうすでに「日経平均2万円達成」して「選挙効果」はバッチリだった安倍総理は内心「ニンマリ」だろう。
何も今の時期、ここから政策総動員のムリを重ねる必要は無いわけだ。
後は、26日の選挙までの時間稼ぎの「残り火」効果で、なんとか「期待、株価」を繋ぎ止められればOKだ。
その後は、これも「想定」(独断と偏見)だけれど、ジワジワと「一進二退」「じり安、閑散」・・・、となるかどうか、さて?
実際のところ、もうすでに先行した外人筋は大型国際優良株に利益確定売りをどんどん出している。
買っているのは、日本株相場に乗り遅れた欧州の年金筋あたりだが、「お義理」で優良株を買っているくらいのものだ。
これで、これからの相次ぐ決算発表が「期待はずれ、折込み済み」の数字だったらどうなるか?
「4月後半の反騰」は「線香花火」となって、短期間で「消滅」する可能性が強い。

 消去法でちょっと買われだしている建設株ポストだが、確かに「多少は上がる」だろう。
しかし、「幕間つなぎ」に過ぎないと考える。新鮮味に欠けるからだ。
むしろ、建設株は東京オリンピックをにらんで「長期投資」に向いているだろう。
よって、建設株は「小幅狙い」、ちょこちょこ儲けて「お楽しみ」程度に考えておけばよい。
結論としては、「大型株指数」と「小型株指数」の「乖離度」に着目する以外にないわけだ。
年末からこの春先までに徹底して無視され売られてきた「銘柄群」こそ「宝の山」だと「力説」してきた。
今日は、早速に東証マザーズ市場中心に「火柱高」が目立っている。
今月末の展開が大手の「期待はずれ」となるようなら、小型株相場が予想外に長期化するかもしれない。

 まだ「緒戦」段階の今のテクニックとしては、本日急騰した個別株の「明日のザラ場、小緩むところを」狙っていけばよい。
イメージとしては、銘柄にもよるが「5円、10円、15円」、ちょっと「下値」で「指し値買い注文」を朝から入れておくことだ。
うまく、瞬間的に「はまれば」、ラッキーな展開になるだろうと読んでいる。
ここから「持続性」があるのなら、むしろ「底打ちした小型株」相場だと私は考えるのだが読者の皆さんの予想はいかが?

日経平均  19908.68+  3.33
TOPIX  1590.82+  4.56
売買高概算   17億3332万株
売買代金概算   2兆0111億円
時価総額   574兆0025億円
値上り銘柄数 1279  (年初来)新高値 187
値下り銘柄数  475  (年初来)新安値   3
変わらず    126
騰落レシオ(25日)113.02%+5.26
サイコロ(日経平均) 7勝5敗 ○●●○○●○○○●●○
カイリ率(日経平均) 25日線比+2.18%  75日線比+8.32%
為替  1ド ル119.74+0.89
     1ユーロ126.35+1.09

ラオックス312+10、OTS381+38、東理HD130+18、キムラタン10、AAH23+1、ブロメディ200+1、クリムゾン193+1、
日産東339+25、若築建設187+6、アクロディア1078+58、飛島建設240+9、アクセル2866+45、日本通信470+16、
名村造船1123+8、ブロバンタワ390+72、鉄建建設420+12、東急建設718+13、倉元583+15、レナウン227+10

 <政治家それぞれ>
先週の皇居北の丸公園「お花見散歩」、靖国神社参拝のあと、私ひとりでほんとは「永田町」に行きたいところだった。
何しろ「選挙戦真っ最中」、大臣の皆さんは全国遊説中で「ご挨拶」に伺っても「お邪魔虫、お留守」に決まってた。
その昔、竹下登先生(総理)が内閣官房副長官だったころ、私の「兄貴分」の建設業者が官邸にお邪魔して「長官の椅子」に
座って「記念写真」を撮ってきた。やたら、自慢してた。
地元有力者?に対しては、気配りの「センセイ」方はそのような「配慮」(喜ぶから)をすることが多い。

 アメリカでは、来年11月に新しい大統領が誕生する。
オバマ大統領の後を受ける民主党候補は、一昨日出馬表明したヒラリー・クリントン女史でほぼ「決定」だ。
3期連続で同じ党から大統領が出るのは稀なことなのだが、私は「初の女性大統領誕生」を予想する。
つまり「アメリカ経済」の「好調維持」が、オバマからクリントンへ「政権移譲」するための絶対条件なのだ。
つまり「再来年4月に10%消費税」を控える安倍政権の「方向性」とも、微妙に「ダブル」わけだ。
世界政治、日本政治、その「読み」こそが「株価観測」の最重要事項だということの、これが「お手本、好例」なのである。
ちなみに彼女は「タカ派」のイメージが強い。私は、内心で「期待している」。
実現すれば、元ハリウッド映画俳優のレーガン大統領いらい最高齢(69)での就任となる。

 選挙の落選組では、広島の衆議院選挙で落選したホリエモン氏の「近畿大学入学式での祝辞」スピーチ(16分)が好評だ。
スマホ、ライン、IT最前線の若者たちには彼のような「演説」が最適なのだろうと思う。
彼のスピーチの最後の言葉、「今を生きる。今日一日をせいいっぱい、全力で生きる。このことが一番重要なんだ」。
まさに、ご同感。明日はない、「今日」こそが「勝負」なんだ。必死に「今」を生きる。その積み重ねが人生なんだ。

 落選組の「超有名人」のひとり「羽柴秀吉」さん、65歳で死去。観光会社社長。
死因は肝硬変だったそうです。新聞には「ガン」と出てるから、C型肝炎だったのでしょうね。
私の姉も同じ病いでしたけど、東大医学博士の長男(私の甥)の尽力でどうにか「快復」しました。健康が一番。
酒の飲みすぎも肝臓の病いとなります。
衆議院落選、都知事、大阪府知事落選、でも北海道夕張市長選挙では「次点」で全国ニュースとなった。
人生いろいろ。負けちゃあいけないね。「死んで花見が咲くものか」
(実は、私も落選組)